私が富士山に行った時の話なんですけどね。
久しぶりに会った友人と酒でも囲んであーでもないこーでもない話をしておりました。まぁ、古くからの付き合いなもんで結婚はまだしないのか?いい子を紹介してくれなど他愛もなく酒を飲んでおりますと。
「どうだい、夏も終わりなんで去年行けなかった富士山なんて行かないかい?男3人でもってさ。」
「あぁ、ちょうどいいいねぇ。次またいつ会えるかわからねえもんな」
私の幼馴染で登山家をしている奴がいましてね。世界中の山々を登ってるもんでなかなか会うに会えない。
まあ、仮にその人をAさんとしましようか。
Aさんに任せておけば安心だってことで私の友人を誘って行ったんです。その友人というのは作家をしておりまして、運動はもとより、山なんて生まれてこのかた登ったこともない。まあ、Aさんがいるんで大丈夫だと言うことで誘ったわけです。
その方は仮にBさんとしましょうか。
「そしたらば登山がてら近くの宿でもって一泊して温泉でも入って帰るか」Aさんは「いいねえ、せっかくなんでバイクでツーリングがてら行かないかい?」3人ともバイクが好きなもんでバタバタバタバタバタバタと、下道を飛ばして行こうと言うことになり、「明日も早いんで今日はこの辺にしとこうか」ってことでその日は解散したんですね。
翌朝、6時に集合をしてバタバタバタバタっとバイクを飛ばしていく。平日の午前中なんで道も空いている。3〜4時間くらい走ったでしようか?ちょうど5合目まで到着しましてね。
「おい、すごいな、あんな沢山の人が列になって登ってるよ」私がそう言いますと、Aさんは慣れたように「今の時期はこんなもんだよ」とさすがは登山家だなぁと感心しましてね。「さすがなのある山を登ってきた男はオーラというか雰囲気がなんだか違う。すると、Aさんの提案で7合目まで競争しないか?と。
私もBさんも登山は初心者なもんで「おいおい、そんなの危険すぎやしないか?なんたって、こんなに登山客もいるのに足でも滑らせたら大変だ」そう答えたんですがAさんは聞こうとはしない。
まぁ、昔っからガキ大将分だったので言うのも訳ないんだなぁ。そうこうしてると、タッタッタッと登って行ってしまった。
「あ〜ぁ、、いっちゃったよ。Bさんどうする?」「行くしかないんだから早く用意して追いかけよう」急いで支度をするんですが、なかなかこれがうまくいかない。
登山用のブーツに履き替えたり、上の方は寒いからと肌着を着込み、リュックに買い込んだ缶詰や水など詰めたりと、もうすでに大変な労力なんですね。
「おいおい、このままだと本当にAさんに置いてかれるよ」とBさんと話していますと、なにやらひんやりした風が背中を抜ける。
はっ!となって振り返ると「いい天気で良かったですねぇ」ひとりのおばあさんが声をかけてくださった。なんだ。
と安心して「本当にそうですね、こちらの方ですか?」そう聞くとおばあさんはコクリと頷き、「もう嫁いで50年になります。」と。
私はなんだか気味が悪いのであ「あぁそうですか、ご主人はお元気ですか?」と聞くと、おばあさんは山頂の方をだまーって指差した。
なるほど、山頂の山小屋で働かれているご主人なのだと私は察した。
「私も、それぐらいの歳になっても元気で働きたいもんです」と返した。
おばあさんはにっこりしてこちらをみている。
やだなぁ、怖いなぁと思いながらも、Aさんを追いかけなければならないので登山道へと足を踏み入れた。
富士山はといいますと火山ですので、ゴツゴツした石がザッザッとなんとも言えない擦れ合う音が耳をつく。
「やだなぁ、なんだか気味が悪くないかい?この音」するとBさんはこちらをみたままなーんにもいわない。「おい、なんで何にも言わないんだよ?」
その問いかけにもなーんにも言わないんだ。
Bさんは初めての山登りなもんできっと動揺しているんだなと、地上に比べすこーしだけ酸素もうすいきがする。
すると、あたり一面に雲のような霧のようなものが立ち込める。「あらららら、これは一雨くるかな?やだなぁ参ったなぁ」
振り返るとBさんがいない、いないどころか、いたはずの登山客の姿もどんどんみるみるうちに少なくなっている。なんだか、蜃気楼でも見ているかのようにきれーいにゆらいでいるんですねえ。
「おいおいおい、やめてくれよ、やだよやだよ」引き返そうと思っても足が動かない、なんだか金縛りにも似た感覚なんですね。
そのうち人っ子一人居なくなってしまった。
「おーいおーい、誰かー」そう声をかけてもだーれもいないんだから返事なんてあるわけがない。
私はひとりポツーンと取り残されてしまった。
どうにも動けないんだからどうしようもない。そうすると上から、タッタッタッタッと人が降りてくるもんで声をかける。
「Aさんかい?なーんだかこれまずいよ、早く降りよう、動けないんだ助けてくれ」
何度も何度もそう呼びかけても、なーんにも言わないんだ。困ったなぁ。やだなぁ、こわいなぁ。
止まることなくタッタッタッタッと近づいてくる。
だんだん、だんだんその影がはーっきり見えてくる。
いよいよ私はまずいと思い目を塞ぎ下を向いた。「なんまいだー、なんまいだー、なんまいだー、なんまいだー」そう何度唱えたことでしょうか?
その足音がぴたっと私の前で止まった。
「なんまいだー、なんまいだー、なんまいだー、なんまいだー」何分だろうか?
ひたすらに唱え続けた。
しばらくして、あたりがシーンと静まり返ったので目を開け顔を上げてみるとそこには
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ひぃぃぃぃ
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、どうもっ!山下です!
今回は夏の終わり怪談風でお届けしました!んちゃ!
寝る前に1人でトイレに行けなくなってもしーらないっと
てなこったで、読むのが嫌になった君も必ず最後まで読んでクレヨン!おっす、オラ野原しんのすけ!
出発ナスのお新香!!!
サンシャインツアーさん企画の
第5回表富士宮口感謝祭ツアー
参加させていただきました。
簡単に言うと富士山登って温泉入って美味しいご飯食べて音楽聴いて帰ってくる。ああ、日本に富士山があってよかったーって絵日記描きたくなっちゃうようなツアーなのであります!
噂を聞いて駆けつけてくれた神戸のダンサーの皆さんにもお会いできて感激のツアーでした。
心配されていた天候も快晴!がしかし、台風並みの強風、、、
山小屋のスタッフの人ですら初めて見たという、すんごい雲もお出迎え
山頂は風速25mとのことで危険を避けるため9合目で引き返すことに、残念ですが山をナメてはいけません。
そんな気持ちも、山小屋さんでいただく蕎麦をすすりながら、広がる雲海を眺めればあぁ、きてよかったなと。感動もひとしお
他にもカレーうどん、山菜そば、カレー、たこ焼きや富士宮やきそば、缶コーヒーに、ビール、日本酒など
ラインナップも豊富。
充実の富士登山をアシストしてくれます!
登山客の皆さんが下山され、冷えた体を温泉で温め、あったかいご飯でもって心身をいやす、お疲れほっこりミュージック。
これがまたビールが進むんですなぁとの声も多数(当社調べ)
そして、我々だけでなく豪華メンバーでの音楽のおもてなし。
日本でも本当に少ない9人編成大所帯のドゥーワップバンド
女性ボーカル3人から紡ぎ出されるコーラスワーク、男で固めたリズムセクションがまたゴリゴリ
ゴージャスなサウンドに登山者のみなさんもご満悦でございました。
んでもって
内山田洋とクールファイブのメンバーでもあった河部さんの弾き語りも。
骨の髄まで溶け込む歌声、さざ波のようなビブラート、時を忘れ聞き入る登山客の皆さん。
余すことなく堪能いたしました。
こんな素敵なツアーを企画されるサンシャインツアーさんには感謝でしかありません。ありがとうございます。
そ、し、てなんともう来年のツアーが決定したそうです!
日本にいるのに富士山に登ったことがないという方、来年の8/27,28日一緒に行きましょう!
詳細はまた来年!
なにぃ?待てない?
今からもう登山は始まっている!
ちゃーんと準備して待ってな!
山ナメンナヨ!!
気軽にたのしめる登山ですが、事故や、危険もつきものなので万全の準備と危険と判断したら無理を絶対にしない!
これ大切!
ベリーインポータントね!
所詮人間は自然にはかないません、とほほ。
そして!
9/8ワンマンライブ
Keep ou swingin’ vol.2
梅田オールウェイズ
18:30オープン
19:30スタート
2,500円也
近年の国内外のダンスシーンで培ったスウィングサウンド、ダンサブルナイトでおもてなしをいたします。
もちろん、それだけではなく拓郎飯も振る舞います!
今回はなんとスパイスカレー!無料!
一応以前試作したやつ貼っときます。
でーすーがー!
それだけでは終わらないのがクラスト流。
公表できないとんでもないことが起こります。
やだなぁ、怖いなぁ怖いなぁ、、、
踊りたい人!
久しぶりにクラスト観たい人!
カレー食べたい人!
乾杯の準備を整えてお待ちしております。
その驚愕の事実をあなたの目で是非確かめに来てください。
ご予約はお早めに。
ワンクリックしてね!
おわり。