「スウィングジャズとはなんぞや!?」
ロック、ヒップホップ、ブルース、ソウル等々、音楽は様々なジャンルに細かく枝分かれし、「ジャズ」一つとってもビバップ、ハードバップ、クール、コンテンポラリー、フリーと数えだしたらキリが無いほどに細分化されています。
僕たちクラストは大きくカテゴライズされた「ジャズ」の中の「スウィング」というジャンルをサウンドの土台にして活動しています。
なぜ「スウィング」なのか?
ここでは僕たちの大好きなスウィングジャズの解説と共に、その魅力に迫ってみたいと思います♪
スウィングジャズ(以下、スウィング)はアメリカで誕生し世界に広がった、耳なじみの良いメロディーと小気味良いリズムが特徴的なダンスミュージックです。
当時の人々にとってのポップミュージックであり、あらゆるエンターテイメントの現場で鳴り響いていたのが「スウィング」
ジャズの持つマイナスイメージ「難しそう」「聞く人を選ぶ」「静かに聴かなければいけない」とは無縁の、とにかく「楽しい」音楽です。
老若男女、時代と世代を超えて誰もが楽しめる、踊れるそれが「スウィング」なのです!
時は1930年代、レコードやラジオが普及し始め、たちまち人々はスウィングの虜になりました。
音楽がリズムがメロディが当時の人々の心の癒しになったのです。
ここ日本にも幾つもダンスホールが立ち並び、生演奏に合わせてダンスを踊るといった流行がありました。
国内にはダンスバンドがいくつも誕生し、人々は「スウィング」と「ダンス」に熱狂したのです。
(日本国内のダンスホール)
(和服と洋服が混在したダンスホール)
時代は変わり、多様で多彩な音楽が溢れる現代でも、ジャズの持つ即興性とダンスミュージックとしてのエンターテイメント性を併せ持つ「スウィング」は色褪せる事なく、今も世界中の人々の心と体を踊らせ続けています。
「音楽」「ダンス」「ファッション」これらが混在一体となった「スウィングカルチャー」
あなたの日常を躍らせる「生の現場」を是非ご体験あれ!
<高田の選ぶスウィングコンボ名演集>
Nat King Cole 「It’s only a paper moon」
John Pizzarelli 「After You’ve Gone」
Cats & The Fiddle 「Killin’ Jive」
<イチローの選ぶスウィングダンス名演集>
Slim & Slam 「Hellzapoppin’」
Cab Calloway & the Nicholas Brothers「Jumpin Jive」
<岸本の選ぶビックバンド名演集>
アーティーショウ楽団
グレン・ミラー楽団
ベニー・グッドマン楽団
<山下の選ぶ日本語スウィング名演集>
ディックミネ「リンンゴの木の下で」
エノケン「ダイナ、月光値千金、私の青空」
笠置シヅ子「銀座カンカン娘」
クラリネット鈴木章治と安田伸 ザ・ピーナッツ「鈴懸の径」