イチローの「sing side」のススメ!

どうも、ベース担当イチローです。

「swing side」「sing side」のダブルリリースから早1週間、ありがたい事に各方面から絶賛いただいております。

とりわけ「sing side」に関しては他ジャンルからのゲスト多数、さらにオリジナルの歌モノオンリーという事で、スウィングジャズカバーのインストゥルメンタルバンドとしてスタートした我々クラストにとって、まさに異色のアルバムとなっております。

 

故に

 

絶賛の声と共に聞こえてきます

 

「歌詞カード、無いのん?」

「ブックレット、無いのん?」

 

という皆様の心の声!

 

ワタクシの下の毛の妖怪アンテナがバッチリキャッチ致しました!

 

故に!

 

本日「sing side」の歌詞&各曲解説をアップいたしますー!
※ワタクシ作曲が全くできないので、基本、作詞の観点からの解説であります。
(後日、高田による「swing side」の各曲解説も掲載予定、お楽しみに)

以下、印刷、添付、オールオッケー!
お手数おかけいたします〜!

アルバムのご購入、6月24日のゲスト総出演リリパファイナル公演のご予約はHPへ♩

 

Clap Stomp Swingin’

「sing side」

「いつもの」

作曲:高田亮介 作詞:斎藤一郎
ゲスト:前川サチコ

ゆっくり自転車こいで
アクビを一つ
嬉しい気持ちの時に
ワタシは行くの

うっかり寝過ごした事
言い出せなくて
仕事と嘘のメール
ホントごめんね

いつもの店で
いつもの席で
いつものコーヒーを
キミがとなりに
いてくれたら
カンペキなのに

キレイな傘の中で
ため息一つ
寂しい気持ちの時も
ワタシは行くの

シナモンロールを一つ
君の好きなの
ちぐはぐな2人だけど
話をしよう

いつもの店で
いつもの席で
いつものレコードを
君がとなりで
うたた寝すれば
ホッとしちゃうな

いつもの店で
待ち合わせましょ
いつもの2人で

〜曲について〜
山下&前川サチコによる喫茶的デュエットソング。
高槻に実在する大好きなカフェ、pikeの事をボンヤリ浮かべながら詩を書いてみました。
実際のお店にはレコードもシナモンロールも無いけど、あくまでイメージで。

 

「Shakkin’ Jive」

作曲:高田亮介 作詞:斎藤一郎
ゲスト:横尾昌二郎

oh、oh、億万長者を夢見てたけど
ふ、と、気がついてみたら借金だらけ
ah、ah、あとの祭りさコリャもうやれぬ
さ、け、と女にかまけて忘れましょう

ワッハッハー
老いも若きも踊ろう
ラッタッター
俺の奢りだ今夜は

hope、hope、希望をツマミに酔いが回れば
お、れ、の心は叫ぶよ jumpin shakkin jive

ワッハッハー
返す見込みは無いけど
ラッタッター
今夜もツケで飲ませて

la、la、心と財布はいつも軽やか
い、つ、までも続くよkeep on shakkin life

〜曲について〜
高田渾身のジャイヴチューン。
歌詞も制作当時の(今もかも)バンド内でのトレンドワード「借金」と山下君の事を思い描くと、ものすごく早く書き上がりました。
ノンフィクションに勝るものなしです。
そして、とにかく、高田&横尾のプレイがキレております。

 

「Just for U」

作曲:山下拓郎 作詞:山下拓郎、斎藤一郎

昨日の様に思い出す今日までの日々を
2人の皺の数と綴った物語

いつまでも側にいるから
例え君が僕を忘れても

笑い転げた夏の夜 時が止まったまま
丸い月の下で 僕に魔法をかけた

君の手を
僕の手を
いつまでも
どこまでも
はなさずにいれたら
どんなに幸せだろう?

Because I met you
Because your were side
Because your loughing
Because your kissed me
The only one I Love you said
I wish I could turn back the clock but we can’t

〜曲について〜
映画「君に読む物語」を見て感動した僕と山下君で「感動したね!良かったね!」と少々暑苦しいテンションで詞をあてました。
お墓まで持っていけるラブソングです。
聴き所は何と言っても山下君が吹ける楽器を全て吹き重ねたホーンセクションでしょう。

④「Keep Up With Me」
作曲:山下拓郎
ゲスト:SAKKON、MC Mystie

Oh why? Why?
Is it “Lindy-Hop”?
No.”HIP-HOP”
No Doubt, Mystie

◆1ST. VERSE◆
Let’s go ball room
わくわくうずく
熱気が漏れるdance hall
夢の別世界に浮き足立つ
粋に気取ってみんなにご挨拶
はじめまして
ご婦人ご機嫌はいかが?
軽くsmile&relax
バネみたいに身体を弾ませ
徐々に徐々に気持ちは高ぶる
スムーズにスウィングに合わせてバウンス
6カウント 8カウント チャールストン
ノリに乗ってあがれば即興
ステップは自由 言葉は不要
また渋いバンドが揺さぶるハート
目を見てエスコート
まるでla la land
息を合わせて
音をつかめば さぁ始まり
Shall we?

Keep Up With Me
Keep Up With Me
Keep Up With Me-ee-ee-ee-eeh-ee
Keep Up With Me

◆2ND. VERSE◆
Swing it up, Bop it up.
足元から酔いしれるリズムは Earth Vibes
Jazz it up, Keep it up.
耳元に流れ込むライムは Wind Vibes
あなたの手の上 ワタシ 宙を舞う
離れない指先だけで愛し合う
音が止まれば終わる一瞬の酔狂
今しかない程に We are gonna swing on
これがまやかしでもそれで良いわ
狂わせて Step on me
フロアに浮かんだ CODe
解き明かして LOAD
今宵だけよ…と誘われるそぶり
きっと伝わってる
ホントは I fall on you.

Keep Up With Me
Keep Up With Me
Keep Up With Me-ee-ee-ee-eeh-ee
Keep Up With Me

Come on, and Keep up.
Everybody Clap! Clap!
Everybody Stomp your feet!
Everybody Swingin’ Swingin’!
Everybody Clap! Clap!
Everybody Stomp your feet!
Everybody Swingin’ Swingin’!
Everybody Clap! Clap!
Everybody! Swingin’! Swingin’!

〜曲について〜
岸本のクールなピアノで幕を開ける、強力なMC2人を迎えた、これぞ「swing jazz×hip hop」な一曲。
スウィングのリズム&メロディにリンディホップをモチーフにしたリリックが乗っております。
とにかく言葉のチョイスがクールで最高。

⑤「マジックアワー」

作曲:高田亮介 作詞:斎藤一郎
ゲスト:持田桐

昔の映画で見た様な
古く色褪せたこの街に
汽笛と共にやってきた
遠い海の向こうから

ゆっくり沈んだお日様が
星空をオレンジに灯す頃
時代遅れのメロディが
この酒場に鳴り響く

遠く遠く聴こえる
あの頃の流行歌
行こうか
あの店に

いつもは無口な親父さん
今宵ばかりは赤ら顔
身の上語るリズムの上
明日の朝には靄となる

まあまあグイッと注いどくれ
他に身寄りがあるじゃなし
聞かせてくれよ夜明けまで
時代遅れのメロディを

〜曲について〜
珍しくフォーク調な酒場ソング。
冒頭からアコーディオンが哀愁をそそります。
「時代から取り残された街…
取り残された老人…
地方を回る売れない楽団…
どんな境遇の人にでも輝く瞬間は訪れて、例え一瞬でも、その思い出によって人は生かされるのかもしれません。
そう、あのマジックアワーの様に…
そして長い夜の後には必ず「朝」はきます。
生きましょう。」

そんなメッセージソング

な訳ではなく

懐メロ聴いて酒飲んで酔っ払ってクダを巻くジジイの歌ですよ、皆様!

モチーフはシルヴァン・ショメ監督のアニメ映画「イリュージョニスト」の酒場のシーンより。

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